お正月が、近づいています。
有名スポット、パワースポット、初詣はどこが良いのでしょうか?
やはり、滋賀県トップの寺社と言えば、多賀大社ですね。
でも、あの混雑は回避したい、駐車場に車が止められなかったら?
行き当たりばったりで行くよりも事前に調べて行くと、少しでも混雑を回避し、快適に初詣を過ごせるかもしれません。
せっかく初詣に行くので、見落としたり、買い忘れたりしないように調べて行きましょう。
その際、少しでもお役に立てればと思い、記事を書いてみました。
多賀大社の初詣の混雑回避するには?
多賀大社の初詣は、毎年約50万人近くでにぎわいます
多賀大社の初詣 最初の混雑のピークは大みそかから元旦
ピークは大みそかの23時ころから年が明けた、元旦の3時頃に掛けてになります。
その時間帯は周辺の道路も大渋滞です。
そして、その後車から降りても参道も大混雑です。
多賀町は比較的寒いので、暖かい服装、滑りにくく暖かい靴もあった方が良いですね。
影響がない範囲で水分も控えて、トイレも事前に済ませておきましょう。
多賀大社の初詣 三が日はお昼前から夕方にかけても混雑します。
初詣は三が日の昼間と、考えてらっしゃる方は多いでしょう。
やはり交通渋滞も多くなりますし、境内も混雑します。
初詣が修行にならないように、時間帯を少しずらすことも考えられますね。
多賀大社の初詣で混雑を回避し易い時間帯は?
1日(元日) | AM3時~ AM10時 | 午後4時~深夜0時 |
2日 | 深夜0時~AM10時 | 〃 |
3日 | 〃 | 〃 |
多賀大社の初詣で混雑回避の為、4日の初詣はアリなの?
やはり、人気の三が日ほどは混雑しませんが、何とも言えません。
人の考える事はだいたい同じなので、混雑する可能性もあります。
“4”は、幸せの”シ”でもいいんじゃないでしょうか。笑
こだわりがなければ、構わないと思います。
フクロウも昔は不吉な鳥とか言われてましたが、今は福の字を当ててポジティブなイメージになっていますね。
文化や時期によってそのような事は変化します。
4日なら、彦根城の鏡開きも、朝9時からあります。
ひこにゃんに会えるかもしれませんね。
多賀大社の初詣の御利益は? 混雑する理由は?
古くから、延命・長寿・縁結び・厄除の神様として信仰されています。

このように多くの方が望む事なので、参拝者が多く混雑します。
多賀大社の初詣車でのアクセス渋滞回避の為に電車を利用
多賀大社の初詣 車は渋滞に注意が必要です
多賀大社の初詣の際、大晦日には、彦根インターから渋滞が始まります。
余程時間帯をずらさないと、やはり滋賀は車での移動が多いので渋滞は避けられません。
多賀大社の初詣 渋滞回避の為に電車を利用
多賀大社のすぐ近くに多賀大社前駅があります。
こちらは近江鉄道になりますが、昨年も大晦日から元日にかけての、深夜年越臨時列車など、増発しています。
ちょっと渋く、電車で行き、渋滞も駐車場に混雑に無縁な参拝もありかと思います。
近江八幡駅などから向かう事が出来ます。
多賀大社へのアクセス・参拝できる時間、夜も大丈夫です
24時間参拝できます。
閉門しませんのでずっと開いています。
夜も参拝できますので、大丈夫ですよ。
夜7時ごろ、少し空いた時間帯に行かれるのもありですね。

多賀大社の初詣における周辺の駐車場
お正月の間は有料になります。
本殿裏の自動車お祓い所の一部
混雑緩和の為に、多賀大社側で自動車お祓い所の一部を開放されました
参集殿駐車場
一番近いですが、止められる台数が少ないのですぐにいっぱいになると思います。
多賀町観光駐車場 【無料】
多賀大社まで300mほどです。
EV充電スポットもあります。
近辺の方々 【500円】
お店や個人のお宅が敷地に500円で止めさせて下さるようです。
いずれにしても、余裕を持って行かれる事ですね。
混雑回避にもつながる気をつける事
多賀大社の初詣時の気温は? 服装、持ち物等は?
混雑するとどうしても待ち時間も長くなります。
服装、装備もある程度のものが必要です。
多賀大社(多賀町)のお正月の気温は
2019年の実際の気温は以下の通りです。
昨年のデータ | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 |
最高気温 ℃ | 10 | 8 | 8 | 10 | 11 | 8 |
最低気温 ℃ | 1 | 2 | 1 | 1 | 5 | 4 |
平均最高 ℃ | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 |
平均最低 ℃ | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
ただ、天候によって大きく変わりますね。
適度に重ね着が出来ると便利です。
靴下も1枚では足の裏が冷えると思います。重ね履きをするだけでだいぶ違います。
カイロも必要ですね。
背中にカイロを貼っておくと温まります。
冷えるとトイレに行きたくなるので、やはり可能な範囲で、身体を温めておきたいです。
多賀大社 境内のトイレは混雑するので注意が必要
混雑しますので、場所を把握しておき早めに済ませておきましょう。
いずれもバリアフリー対応です。
場所は
- 駐車場
- 神門(鳥居-太閤橋-神門の順です) をくぐって 正面参道の右
- 参集殿内
可能であれば、駐車場のトイレ等を利用しておきましょう。
後で境内でと思われると、かえって時間が掛かるかもしれません。
おそらく多くの方が、神門をくぐった後にトイレに行かれると思いますが、混雑しますので、駐車場等で済ませておきましょう。
混雑を回避しながらも見るものは見る!
多賀大社境内のイベントは何があるの?
予めどこに何があるのか把握しておくと、混雑していて見逃す事も、諦める事も少なくなりますね。
また、拝殿前が非常に混雑している時、待っていても仕方ないので、別の場所に行ってから戻る事も考えられます。
多賀大社は広いので、別の場所に行かれて、ある程度の混雑を避けることも可能です。
多賀大社 翁始式(おきなはじめしき)は1月3日 11時から
1月 3日 午前11時~ 能舞台にて
多賀大社の能始(のうはじめ)-新年初めての能会になります。
舞われる曲目が「翁」の為、多賀大社では、古くから翁始式と言われています。
私は写真の仕事をしていますが、こちらの「翁」の面(おもて)を撮影したことがあります。
歴史のある面です。
賀状展
小学生から一般の方までの年賀状が展示されます。
参集殿2階ロビーにて開催しています。(入場無料)
多賀大社の初詣 混雑回避の為 境内で参拝・見るべき所は?
混雑回避する為、他の人と時間をずらして見るべき所を見ておくのも良いかもしれません。
鳥居横の石碑

「多賀大社」の石碑は東郷平八郎が書かれたものです。
ここは歩きながらチェック右寄りに歩いていれば問題ないですね。
ちなみに、鳥居の中央は神様が通られる所なので、少し遠慮して外して歩くのが作法との事です。
太閤橋 (たいこうばし)

豊臣秀吉が寄進したと伝えられる橋です。
母大政所の病気の際「3年、それがだめらな2年、せめて30日でも」と祈願しました。
成就したお礼として、社殿改修と一万石(大名に与える莫大な石高)を寄進しました。
鳥居からすぐのところにあるので、探す事もありません。
非常に高くなっていますが、拝殿の目隠しと言われています。
渡ると出世するとかいう話もありますが、傾斜が急で、特に冬季は危険かと思います。
冬季間はおそらく竹の結界があり、通行できないと思います。左右に分かれて通行する際、ご覧になってください。
上の写真で、屋根が見えていますが、こちらが神門になります。
トイレはその神門をくぐって右に行かれるとあります。
日向神社 (ひむかいじんじゃ)【結婚成就 】

縁結びのパワースポットともいわれる多賀大社にある、結婚成就の摂末社になります。
流石に日本最初の御夫婦の神様の多賀大社ですから、当然のようにあります。
拝殿よりもだいぶ左の方向、西の方角になります。
西参道入口の近くです。
夷神社 (えびすじんじゃ) 【商売】
商業取引円満の神様です。
日向神社ほどではありませんが、拝殿の右の方向、参集殿の近くです。
天満神社 【試験合格】
学生の皆さんも頑張って参拝しましょう。
そして、合格を勝ち取る!
頑張ってくださいね。
パワースポットもあります
寿命石
平安時代、東大寺の再建を命じられたお坊さん、
俊乗坊重源(しゅんじょうぼうちょうげん)
既に20年にわたり、東大寺再建に尽力されていましたが、60歳を越えました。
当時の60歳では老齢ともいえる年齢です。
そのままでは成就が難しい、後20年寿命が欲しいと、伊勢神宮にこもり17日間祈祷されました。
すると…..
夢に天照大神が出てこられ、こう仰いました。
「事業を成功させるために寿命を延ばしたいのなら、多賀大社に行きなさい。そして祈願しなさい」
お告げ通り、重源は多賀大社に参拝されました。
すると、柏(かしわ)の葉が舞い降りてきました。
その葉には虫食いの跡があり、よく見ると 「莚」(むしろ)の字に見えます。
筵の字?
「廿」と「延」に分けられます。
廿は、20の意味(IMEの変換でも出ます)
そして、延びるの字。
合わせて、寿命が20年延びると解釈されました。
そして、見事、東大寺の再建を成就し、お礼参りに多賀大社に参拝されたのです。
そして、多賀大社の境内にある、石の上で眠るように逝かれたそうです。
まさに、多賀大社の神様から寿命を頂いたとしか思えませんね。
そのようないわれのある「寿命石」となります。
こちらも是非ともご覧ください。
奥書院庭園 【国指定名勝】
初詣の時期(冬場)は拝観できないようです

こちらも豊臣秀吉がお礼として作庭したものです。
多賀大社は、年中行事もたくさんあり、ライトアップもあります。
このような名勝もありますので、初詣だけでは勿体ないでしょう。
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