長期熟成用のワインセラーでコンパクトな物はあるの?

ワインセラーも、今はご家庭用のものが出回っていますね。

1万円台から買えるので、ちょつとワインにこだわっている方はお持ちかと思います。

ただ、こういう方もいらっしゃると思います。

  • 本数は多くないけど、数本の大切なワインをしっかりと保管して何年か後に飲んでみたい。
  • 出来れば、手ごろなワインセラーが欲しい。

今回のこの記事はその事だけに特化しています。

高価なものはいくらでもありますし、大きなものもたくさんあります。

必要でもないものはおすすめしていません。

目次

長期熟成のワインセラー

ご家庭用のワインセラーの選び方ですが、比較的短期間の保管の物が多いのですが、長期熟成型もあります。

やはり、長期熟成型になると、その分コストも掛かります。

長期熟成のワインセラーの必要性

長期熟成型のワインセラーは状況によっては、やはり必要になります。

大切なワインは長期熟成タイプの物で保管

大切なワインありますね。

記念に頂いたもの、大切な方から頂いたもの。

また、誕生年のワインを買い、将来開けたい。

貴重なワインを頂いたけど、それなりの時に開けたい。

素晴らしいワインなので、今飲むのは惜しい、熟成させたい。

このように長期熟成型は必要であり、需要もあります。

また、そもそもワインセラーであればなんでも大丈夫でしょうという感じで、長期熟成という概念がない場合もあります。

後で、失敗したという事がないように、大切なワインは長期熟成タイプのワインセラーで保管したいものですね。

ワインセラーの冷却方式

ペルチェ方式

ペルチェ素子という、温度制御ができる半導体素子を使った方式です。

小型の安価なワインセラーに使われています。

振動がない事で、この点は優れていますが、冷却能力が低い為、外気温が高い場合は一定の温度に保てなくなる事があります。

加温機能がないので、外気温が低い場合も庫内の温度を保てません。

コンプレッサー方式

冷蔵庫と同じ原理で、コンプレッサーを使い冷却します。

最大の特徴は冷却能力が高い事です。

外気温が高くても冷却できます。

以前は振動があり、ワインにストレスを与えることもありましたが、最近の物は低振動になっています。

デメリットはモーターの音が気になる事と、重量があることです。

アンモニア方式(熱吸収式)

アンモニアの気化熱を利用し冷却する方式です。

ペルチェ式と同じく振動が少ないのですが、冷却能力も低いです。

また保温機能がないので、外気温に左右されや少なります。

長期熟成にはどの方式が良いのか

やはり、コンプレッサー方式になります。

外気温に左右されず、一定の温度が保てるからです。

音が気になる、重量があるという事は、設置場所を何とかすることで解決できるかもしれません。

僕の家にも長期熟成型ではありませんが、コンプレッサー方式のワインセラーがあります。

少し前の物なので、音は冷蔵庫並みでしょうか。

リビングや寝室でなければ問題ないと思います。

長期熟成の為に必要な機能

長期熟成型は基本的にコンプレッサー方式が良いという事がわかりました。

ただ、冷却能力が高いだけでは機能として不足しています。

やはり、長期熟成型になると以下の二つの機能が最低限必要になります。

熟成させるには加温機能の付いたものを選ぶ

冬の間、室内の温度が下がることがあります。

ワインにとって快適な温度は、13~15度です。

低くなると熟成もしないので、冬季はヒーターが必要になります。

加温機能が付いたものが必要です。

長期保存するには加湿機能付きも必要

湿度は75% が最適です。

基本的に人間が快適に過ごせる環境はワインにとっては砂漠です。

ワインはご存知の通り、横に寝かせて保管しますが、コルクが乾くと空気が入り酸化してしまいます。

温度、湿度いずれも温度計、湿度計で確認する事も大切ですね。

UVカット-紫外線はワインの色を落とす

紫外線は大敵です。室内でも直射日光は当然ですが、間接的にも太陽の光が入らないようにする必要があります。

また、太陽だけでなく、蛍光灯も紫外線が出ていますので、理想的には暗所になります。

現実的には暗所も難しい事がおおいので、UVカットのガラスが望ましいです。

長期熟成のワインセラーでコンパクトな物はあるのか

ありました。

やはり、需要はあると思います。

僕も事情が許せば欲しいです。

長期熟成のワイセラーは大型の物が多い

やはり、高級なワインセラーになると大型で、価格もそれなりにします。

また、長期熟成型も普通にあります。

長期熟成型でコンパクトなものは少ないですね。

長期熟成でコンパクトなものもありました

ファニエル  長期熟成型ワインセラー SAB-50G-PB SAB-50G-PB

Amazonですが、42,000円ほどでありました。

12本収納、最大で20本収納できるようです。

大きさは、幅38 × 奥行き47.6 × 高さ70.4cmです。

さくら製作所 ZERO Advance SA22-B/W

メーカーの製品情報はこちらです。

22本収納で、大きさは幅39×奥行53×高さ71cm。

さくら製作所のワインセラーはすべて長期熟成型になっていますので安心です。

Amazonでは、SA22-B ブラックが62,000円ほどになっていますが、ガラスが3重ガラスになっていて作りも

今はSA22-W ホワイトの方が56,000円円ほどと少し安価になっています。

     ※価格はいずれも変動しますのでご確認ください。

庫内の温度を0度にする事も出来て、日本酒の保管にも使えるようになっています。

ほぼ同じ設置面積で高さがあり、38本収納のモデルもありますが、こちらは上下分けて温度を変えられる設計です。

コンパクトではありませんが、参考までに。

SA-38B

PlusQ プラスキュー DWC-015C

15本収納のコンパクトなモデルです。

保温、保湿機能もあります。

メーカーの製品情報はこちらです。

Amazonでは、45,000円弱で販売されています。

DWC-021Cもそうですが、ガラスは紫外線を90%カットし、棚が木製です。

木製の棚はラベルに傷がつかない事と、高級感があると感じられます。

ちなみに僕の場合、ラベルはラップで保護しています。

PlusQ プラスキュー DWC-021C

21本収納可能で、DWC-015Cとほぼ同じ設置面積で、高さが97cmのモデルです。

メーカーの製品情報はこちらです。

Amazonでは、53,000円弱で販売されています。

本数の割にはリーズナブルですので、収納本数は増やしたいけど、予算は抑えたいという場合に良いかもしれません。

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